2007年10月22日月曜日

10/21 印南・日高川町の獅子舞

↓ 10月21日 午前 切目 中山王子神社にて

振り返ると海

熊野古道のルートでもある中山王子。
鳥居が見えたところで、後ろを振り返ったところ。
カメラがあれば必ずシャッターを押したくなる場所。
急な坂だけに、昔の人も目に焼きつけたはず。

島田の「重箱獅子」

初めて重箱獅子を見たのは、一昨年、印南祭(和歌山県)で、
東山口地区のもの。
思わず、釘づけ。
楽曲(笛、太鼓、歌)がなく、無音の中、気配で動くという、
緊張感のある獅子神楽。
たまに鳴らす「ささら」の音が妙に心地よい。
ここ中山王子神社でも見られることがわかって、飛んできた。
砂利の上で、長時間の中腰が大変そう。(この姿勢をしばらくキープする)
京都の石清水八幡から伝わった「重箱獅子」が全国にあるみたいだけど、
南紀は伊勢神楽系のお獅子が多いので、
南の端はどこまで伝わっているのだろうか。


魅惑の音にはまる

重箱獅子に続いて、屋台獅子も奉納。
太鼓と笛、途中歌もある。
全体にゆったりしたリズムで、不思議な音程の耳に残る曲。
今まで見た南紀地方の獅子頭より、横に大きく、髪はカラフル。

↓ 10月21日 午後 土生八幡神社 御旅所にて

「双頭の獅子」

奴踊りや大きな幟を立てるところ、巫女神楽、
各組の屋台獅子など、飽きることがない。
御旅所(お祭りの時にご神体がそこまで移動して祭礼を行う場所)で、
特に、この「御頭」と呼ばれる「双頭の獅子」が目を引く。
重箱獅子同様、楽曲がない、4人立ちの獅子舞。