2008年7月6日日曜日

ベドルジハ・スメタナ

バス3時間 + コンサート2時間 + バス3時間 = 足がむくんだ
急に行けなくなった人の変わりにスメタナの「わが祖国」全曲をラッキー鑑賞。

音のヴァーチャル川下り
中学時代に意味も分からず、聴いて泣いた曲が
2曲目の有名なヴルタヴァ(モルダウ)。
唯一人間は感動する生き物というが、
死ぬまでに一つでも多く感動したいものだ。

入り口で中学時代の音楽の恩師に会う。
卒業のとき、ノートに「人生は短し、芸術は長し」と、書いてくれた先生。
ドイツ語かラテン語だった。・・・たぶん。
県庁所在地から離れている地元には、海外のオケがくることはまずない。
当時先生がバスをチャーターしてくれて聴きに行った。
夕ご飯のおにぎりを持って。なつかし~。

人ごみと緊張する静かな場所は、ずっと避けていたので、何年ぶりかな。
もらったチケットだけあって、コンマスの楽譜が見えるほどの前の席。

途中、案の定、乾燥してのどが痒くなる。
音の大きいところに合わせてコンコンする。
おさまらなかったら、休憩で、年配女性に「飴ちゃんください」
と、言ってみよう。と、心に決める。ここは関西。

バッグの隅に湿気った飴発見でセーフ。

足はむくんだけど、細胞には栄養が行き渡ったような気がする。
家に帰ったら、高校時代の先生から、卒業以来初めて電話があった。
今日は何だろう。昔に帰れて、不思議で楽しい日だった。

  
↑アシュケナージ、北京公演らしい。