2008年5月13日火曜日

今日はバロック気分

何日かに一回は、ジャンルを問わず、何回もしつこく聴きたくなる曲がある。

今日はPhilippe Jaroussky(ふぃりっぷ・じゃろすきー)君にハマル。
パーセルのいい曲ないかな~とウロウロして、目的を外れて発見。






この前まで、1円で買ったレンタル落ちのVHSで、
映画「カストラート」(Farinelli)の最高のシーンからなかなか抜け出せなかった。

現在はカストラート(去勢した成人男性のソプラノ)は人道的な理由から廃止されて存在しないので、合成した声を使っているけど、よく出来てる。


見どころ:
主人公は実在した有名なカストラート。
兄は才能に恵まれない作曲家。(舞台の屋根裏で落ち込んでる名倉みたいな人)
子供の頃、弟を去勢したことを事故と偽って、自分の曲を演奏させて一斉風靡する。
声を聞かせる派手なフレーズに走る兄に嫌気が差す主人公。
ヘンデルのこの有名なアリアを歌う直前に、兄の罪を知る。
本当に美しい音楽を求める主人公と、
自分の曲を聴くヘンデル(クラクラしてかつらがとれた人)

何度も聞いていたら、パソコンの電源が落ちた(-_-;)
夏は近い********